チャナッカレは国土の北西に位置し、アジアとヨーロッパの両方に県域を持ちます。県を隔てるようにダーダネルス海峡があり、チャナッカレの港は海峡交通の要所ともなっています。チャナッカレは世界でそれほど知名度が高くありませんが、トロイの木馬で有名なトロイ遺跡へのアクセス拠点として利用されます。チャナッカレを訪れる際にはぜひトロイ観光と合わせてこの街の観光スポットにも立ち寄って見てください。見る価値のあるところはたくさんあります。
チャナッカレ・トロイ地域は典型的な地中海気候で、夏は暑く乾燥し、冬は寒く雨の多い季節で、雪が降ります。夏は最高気温30℃くらいまで上昇し、冬は最低気温3℃程度まで下がります。年中、朝晩と日中の温度差は激しいので、夏でも羽織りものを忘れずに。 春にあたる4〜6月、秋にあたる9〜10月が旅行には最適ですが、冬は他の地域と比べても比較的温暖です。
トロイ遺跡を訪れる前にまず足を運んでもらいたいスポットです。トロイの遺跡からの発掘品や、チャナッカレ地方の歴史や文化がわかる展示物が時系列で展示されています。
トロイは、古代ギリシアの詩人ホメロスの英雄叙事詩『イリアス』に登場する伝説の都市ですが、その存在を信じていたドイツのシュリーマンが3年を費やし発掘に成功したのがトロイ遺跡です。その後専門家により、遺跡は紀元前3000年頃から始まる異なる9層の都市が積み重なったものと判明し、シュリーマンがトロイ戦争当時のものと思っていた遺跡は実際にはそれより1000年以上前のものでした。トロイが実在するかどうかは今も謎のままですが、古代の神話に思いを馳せながら遺跡見学をするとワクワクが倍増すること間違いなし。
トロイの木馬は、ギリシャ神話の中でトロイ戦争中に戦いの決め手となる装置として有名です。遺跡前の入り口にあり、レプリカではありますが、神話同様実際に内部に入ることができるようになっています。定番の写真スポットです。
チャナッカレの街中に建つかつての城塞は現在では公園となっており、オスマン帝国時代の戦闘の歴史に関する資料が展示された軍事博物館が併設されています。博物館内部は海軍管轄のため撮影禁止ですのでご注意を。
街の中心に位置する広場にあるピンク色の花崗岩でできた時計塔です。広場はレストランやお土産屋さんを訪れる観光客で賑わいます。夜にはライトアップされた時計台がより印象的な景観となります。
こちらのトロイの木馬は遺跡にある木馬よりも新しく、ブラット・ピット主演のハリウッド映画「トロイ」で実際に撮影で使われたものです。港に面した広場に設置され、人気観光スポットとなっています。
エフェソス
アルテミスの神殿 ヘラクレスの門 セルシウス図書館 クレテス通り 円形劇場 アルカディア通り
チャナッカレ・トロイ
チャナッカレ考古博物館 トロイ遺跡 トロイの木馬 チメンリク城塞公園 チャナッカレの時計塔 チャナッカレのトロイの木馬
アンカラ
アタテュルク廟 アナトリア文明博物館 アンカラ城塞 ローマ浴場跡 コジャテペ・ジャーミィ アタクレ
カッパドキア
ギョレメ野外博物館 パシャバー地区 デリンユク地下都市 ゼルべ野外博物館 デヴレント渓谷
パムッカレ
パムッカレの棚田 ヒエラポリス アンティークプール 円形劇場 ネクロポリス遺跡
イスタンブール
トプカプ宮殿 アヤソフィア ブルーモスク イスタンブール地下宮殿 グランドバザール テオドシウスの城壁 ガラタ橋 ガラタタワー タクシム広場 オルタキョイ ルメリ・ヒサル
ブルサ
ウル・ジャーミィ イェシル・ジャーミィ イェシル・トゥルベ トプハネ公園 ジュマルクズク ウルダー山脈
ガリポリ
ペルガモン
アンタルヤ
コンヤ