カッパドキアはアンカラ南東にあるアナトリア高原の火山によってできた大地で、そこには紀元前8000年も前から人が住んでいたと言います。自然そのものの景観を損なうことなく人間の手の入った世界でも珍しい地域で、世界複合遺産に登録されています。観光の拠点となるギョレメの街には洞窟ホテルがたくさんあり、当時の暮らしぶりを体験することができ、名物の気球ツアーもここから出発するものが多いです。ここでは自然の驚異が織りなす世界にひとつだけの絶景をお見逃しなく!
カッパドキアはトルコの中部、山岳地帯に位置し、標高は1000メートル以上になります。ステップ気候地域で、夏は気温以上に日差しが強く暑く感じます。朝晩は夏でもかなり気温が下がるので、常に上着は必要です。冬には高地のため雪が積もり気温は氷点下になります。この時期は気候も良く、6月以降は雨も少なくなり岩場や渓谷を歩くのに最適です。ただし夏は日差しが強く乾燥している為、日焼け止めやサングラス、帽子などの装備と水分補給は忘れずに!
9世紀頃からイスラム教徒からの迫害を逃れるためひっそりとこの地に隠れ住んだキリスト教徒たち。ここには彼らが岸壁に掘り出して造った教会や聖堂、修道院あとが密集しています。その内部には素晴らしいフレスコ画が描かれた施設もあり見学できますが、保存状態維持のため写真撮影は禁止されています。ぜひご自身の目で、当時の人々が眺めてきた宗教画をご覧あれ。
この地方の岩が雨風により侵食して造られた自然の芸術品です。その独特の形状から「妖精の煙突」、「きのこ岩」などとも呼ばれ、世界で唯一の幻想的な景観を生み出しています。トルコに来たらここを見ずには帰れません。
この地方にはイスラム教であるアラブ人からの攻撃を避けるため、7世紀頃からキリスト教徒たちによって造られた地下都市がいくつもあります。このあたりの地層は昔火山が噴火した際の火山灰でできているため、その岩も柔らかく比較的彫りやすかったのではないかと考えられています。地下内部には、寝室、台所、家畜小屋やワイナリーをはじめ、教会や学校、お墓など暮らしに必要な施設が全て揃い、地下8階相当に及ぶその複雑で大規模な構造は、地下迷路に迷いこんだような気分になります。
ギョレメ博物館同様ここも昔の住居跡が残ており、中心地から離れているためこちらの方が人が少なくゆっくり散策できます。地震によって住民に退去命令が出されるまで村人が住んでいました。ここでは、夜8時半から30分間この岩窟住居を背景にしたプロジェクトマッピングショーが開催されています。
カッパドキアには変わった形の岩がたくさんありますが、この渓谷にはラクダ岩があり写真スポットとなっています。ここでは本物のラクダに試乗もできます。
エフェソス
アルテミスの神殿 ヘラクレスの門 セルシウス図書館 クレテス通り 円形劇場 アルカディア通り
チャナッカレ・トロイ
チャナッカレ考古博物館 トロイ遺跡 トロイの木馬 チメンリク城塞公園 チャナッカレの時計塔 チャナッカレのトロイの木馬
アンカラ
アタテュルク廟 アナトリア文明博物館 アンカラ城塞 ローマ浴場跡 コジャテペ・ジャーミィ アタクレ
カッパドキア
ギョレメ野外博物館 パシャバー地区 デリンユク地下都市 ゼルべ野外博物館 デヴレント渓谷
パムッカレ
パムッカレの棚田 ヒエラポリス アンティークプール 円形劇場 ネクロポリス遺跡
イスタンブール
トプカプ宮殿 アヤソフィア ブルーモスク イスタンブール地下宮殿 グランドバザール テオドシウスの城壁 ガラタ橋 ガラタタワー タクシム広場 オルタキョイ ルメリ・ヒサル
ブルサ
ウル・ジャーミィ イェシル・ジャーミィ イェシル・トゥルベ トプハネ公園 ジュマルクズク ウルダー山脈
ガリポリ
ペルガモン
アンタルヤ
コンヤ