イラン マジック・ペルシアの旅12日間
テヘラン発着11泊12日
このツアーで行く場所
チョカ・ザンビール
イラン南西部に位置するチョガ・ザンビールは、紀元前1250年頃にエラム王国のウンタシュ=ナピリシャによって建設された古代都市遺跡です。この遺跡は、世界で最も古いジッグラト(階段状の塔)の一つを含むことで知られています。ジッグラトは神殿複合体の中心部に位置し、古代メソポタミア文明の宗教的かつ儀式的な中心地として機能していました。1979年にユネスコの世界遺産に登録されたチョガ・ザンビールは、保存状態が良好で、古代エラム文明の理解に不可欠な遺跡です。
エラム庭園
ユネスコ世界遺産にも登録されているエラム庭園は、イラン南西部のエラム州にある歴史的かつ自然美に富んだ観光地です。この地域は古代エラム文明の中心地であり、豊かな歴史的遺産を有しています。庭園自体は、その美しい風景、静かな水路、色とりどりの花々、そして手入れの行き届いた樹木で知られており、来訪者にリラックスした体験を提供します。エラム庭園は、自然と歴史が調和した場所として、文化的な豊かさを感じさせるスポットです。イランの古代文明の豊かな遺産を体感できる場所の一つとして、多くの旅行者や歴史愛好家に人気があります。
アビャネ村
イラン中部のイスファハン州に位置するアビャネ村は、その独特な建築様式と美しい自然環境で知られています。伝統的な赤土の家々が連なるこの村は、古くからの建築技術と文化を今に伝える場所です。山間部にあるため、涼しい気候が特徴で、夏の避暑地としても人気があります。村の家々は独特の風格を持ち、古代ペルシア建築の影響を色濃く残しており、イランの伝統的な村落の美しさを象徴しています。アビャネ村は、イランの古き良き時代を垣間見ることができる魅力的な観光地です。
カシャーンの歴史的建造物
カシャーンはイラン中部に位置する古都で、数多くの歴史的建造物で知られています。サファヴィー朝時代に栄え、美しい伝統的な家々、古いモスク、庭園が残ります。特に有名なのが、精巧な装飾が施されたタバタバイハウス、ボロジェルディハウス、アッバースィハウスなどの歴史的邸宅です。これらの建造物は、イラン伝統建築の傑作として知られ、風通しの良い設計や壮麗なステンドグラス、美しい中庭が特徴です。また、フィン庭園はユネスコの世界遺産にも登録されており、古代ペルシアの庭園文化を今に伝えています。カシャーンは、イラン建築と文化の精華を感じられる重要な歴史地区です。
ペルセポリス遺跡、シラーズ近郊
ダリウス大王によって紀元前518年に創建されたこの古代都市は、ペルシャ帝国の力と富を象徴しています。壁画や彫刻、巨大な柱、王の宮殿など、古代の建築と芸術の傑作が残っています。石に刻まれたレリーフは、古代ペルシャの人々の生活、宗教、文化を伝えており、ユネスコの世界遺産に登録されています。
ナクシュ・エ・ロスタム、シラーズ近郊
この考古学的な場所は、アケメネス朝とサーサーン朝の重要な遺跡です。4つの王の墓が崖に彫られており、その壮大さと歴史的重要性は圧倒的です。この場所はまた、サーサーン朝の王達の勝利を祝う多数のレリーフで有名です。これらのレリーフは、古代ペルシャの宗教と政治の洞察を提供しています。
ヤズドのゾロアスター教火の神殿
ゾロアスター教の最も重要なシンボルの一つであるこの火の神殿は、長年にわたり聖なる火を守り続けています。その火は西暦470年以来、消えることなく燃焼し続けており、ゾロアスター教の信者にとって非常に重要な意味を持っています。この神殿は、古代イランの宗教と文化を理解するのに欠かせない場所です。
ナクシュ・ジャハン広場、イスファハン
イスファハンの心臓部に位置するナクシュ・ジャハン広場は、その壮大さと美しさで知られ、世界遺産にも登録されています。この広場は、壮麗なイマームモスク、神秘的なシェイク・ロトフォッラー・モスク、威厳あるアリ・カプ宮殿が立ち並び、ペルシャ建築の傑作として称えられています。広場自体が一大アートワークのようで、その広さと周囲の建物の絢爛さには圧倒されます。
チェヘル・ソトゥーン、イスファハン
チェヘル・ソトゥーンは、イスファハンにある美しいパビリオンで、40本の柱からなる建築が特徴的です。サファヴィー朝の王たちが使用したこの宮殿は、水面に映る柱の姿と壁に描かれた色鮮やかな壁画で知られています。壁画には当時の戦いや宮廷の様子が描かれ、ペルシャの歴史と文化を伝える貴重な証言となっています。
ツアースケジュール
テヘラン発着11泊12日
ツアー価格
5つ星ホテル利用
- 2名様ご参加の場合の1名様料金 (ダブルルームご利用の料金)
4つ星ホテル利用
- 2名様ご参加の場合の1名様料金 (ダブルルームご利用の料金)